Video of Vatican Library Digital Archiving Project by Vatican Library and NTT DATA
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AMLAD®は、博物館・図書館・公文書館(各種MLA機関*1)や企業・団体が保有する画像、動画、音声などのあらゆるデジタルコンテンツを一元管理、利活用可能な形で資源化し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの様々なデバイスから簡単に検索・閲覧することを可能とします。
*1 Museum Library Archives
メタバース時代におけるデジタルコンテンツの保護と活用を推進
NTTデータが世界各地で展開してきたデジタルアーカイブソリューション「AMLAD®︎」。高精細2D/3Dのコンテンツをアーカイブし公開する機能に加え、AI等を用いた高度なメタデータ検索機能、豊富なAPI連携機能を有し、膨大なアーカイブデータの中でユーザーが必要なコンテンツにスムーズにたどり着き、活用する仕組みを提供します。加えてブロックチェーン・NFT技術によるコンテンツ保護・流通や、XR技術による新たな鑑賞体験など、メタバース時代におけるコンテンツの流通・活用を推進しています。
特徴
多角的な検索によるデジタル資産へのアクセス
AMLADは、キーワード検索、オートサジェスト、詳細条件検索、カテゴリ検索、ファセット検索などの検索機能に加え、地図検索やタイムライン検索機能なども具備しており、年代や場所を手掛かりとして多角的に検索および表示することを可能にしています。明確な検索キーワードを持たない利用者でも、求めている資料を容易に探し出すことができるだけでなく、想定していなかった資料や関連する新たな資料と出会うことができるようになり、デジタル資産の利用価値を高めています。
活用の可能性が広がる多様な連携
AMLADで保存・管理するデジタル資産は、様々な方式で他のシステムや各種のデバイスと連携を行うことが可能です。AMLADは、デジタルコンテンツの長期保存に関する国際標準であるOAIS参照モデルをはじめとして、画像共有の仕組みであるIIIFなど多数の国際標準に準拠し、豊富な連携インターフェースを具備しています。システム間の連携に留まらず、スマートフォンアプリなどとの連携も可能で、デジタル資産の活用の幅を広げることができます。
柔軟で充実したデジタル資産の管理
AMLADはお客様のご要望に応じてデジタル資産の管理を柔軟に行うことができます。管理画面ではメタデータの編集や登録済みコンテンツの公開・印刷・ダウンロードの可否設定を簡単に行うことができます。また、ご要望に応じてお客様の業務に準じたワークフローを具備することも可能です。柔軟で充実した管理機能により、セキュリティに配慮しながらお客様に適した形でデジタル資産の管理、流通、活用を実現しています。
AMLADは利用目的にあわせて、コンテンツを閲覧・使用する利用者側に対しても、様々な機能を提供しています。たとえば有償コンテンツの場合、利用者がコンテンツのダウンロードを希望する際には利用申請を行う仕組みを設けることも可能です。利用申請したいコンテンツが複数ある場合に一括申請するためのカート機能や、申請ステータス・申請履歴・ダウンロード履歴を確認できるマイページ機能等、利用者の利便性に配慮した使いやすい機能を提供します。
事例紹介
公共機関のお客様へ
AMLADはデジタルコンテンツの長期保存に関する国際標準に準拠しており、コンテンツに辿り着くための多様な検索手法と、高精細画像の閲覧に適したビューアを備え、お持ちの貴重資料を永続的に保存、閲覧に供するためのデジタルアーカイブに最適です。外部のデジタルアーカイブシステムとの連携に必要な様々なインターフェースも有しており、他のMLA機関との連携を容易に実現することが可能です。つまりAMLADは、利用者に新しい発見をもたらすディスカバリーサービスの仕組みを提供します。
企業のお客様へ
AMLADは様々な活用が可能です。契約書、請求書、設計書などの書類、あるいはレントゲン写真、治験データ、音声や動画―。AMLADなら膨大かつ多種多様な資料をデジタルデータで保管することができます。例えば、商品マニュアルやパンフレット・ロゴマーク等の電子データを社員がパソコンやタブレット、スマートフォンで閲覧できるようにすれば、効果的なノウハウ共有、営業ツールとなります。組織内に埋もれていた情報資産を利活用できる仕組みを整備することで、お客様の業務効率向上、新たな価値の創造に寄与します。